お雛様
2011年 02月 15日
毎年、お雛様の季節になると必ず母は自分のお雛様を飾ります。
明日から旅行だからと、昨日お雛様を飾り始めました。
母のものなので昭和の初めのお雛様です。
壊れていたり小物が無くなっているものもありますが、それはそれで歴史を感じます。
建て替え前に住んでいた家には大きな日本間があったので
段飾りにしていましたが、今はスペースがないため玄関に(段なし)飾っています。
我が家の玄関がガラスの扉なので通る方にも見えるせいか、時折写真を撮る方や
外国の方が直接尋ねていらしたこともありました。
小さい頃から見ているので私はなんとも思いませんでしたが、
皆さんが興味をもたれていることを知って驚いていました。
でも一つ一つ見ていくとすべてが繊細にできていて重みがあり
現在のお雛様とはまったく違ったものです。
名古屋に徳川美術館がありますが、この時期必ず尾張徳川家のお雛様の
特別展があります。
以前見に行ったとき、なんだか家にあるお雛様に似てるなと思ったことがありました。
(ちょっとずーずーしいですが・・・)
もちろん価値はぜんぜん違いますが、昔の職人が作ったものと言うのは
お姫様が持っていたお雛様でも、母のお雛様にしても本当にすばらしいものに
違いありません。
私も自分のお雛様をしまいっぱなしなので今年は遅ればせながら出して見ようかな^^
by yewtreecourt | 2011-02-15 15:40 | その日の出来事